農道・農免道路のちがい
2023年01月24日
農道:
農村地域において農耕の用に供される道路の総称。一般には土地改良法による農業用道路を言う。農道には幹線農道と支線農道があり、支線農道には収穫物運搬等のための通作道と通作道の連絡のための連絡道がある。農道は公道、私道と違って通行権の制限がある。
農免道路:
昭和40年度から新たに実施された農林魚業用揮発税財源身替農道整備事業(農免道路事業)による道路。農林魚業用揮発税の減免に代えて相応の利益を農林漁業者に還元する趣旨から整備される道路を言う。
そもそも農免道とは?
農免道路とは農林業用の機械に使うガソリン(揮発油)への免税の代わりの代替策として作られた道路のことを指します。
通常であればガソリン(揮発油)には揮発油税というものがかかりますが、例外的に農林業用機械に用いられるガソリンについては揮発油税を免除することになっています。
ですが、現実的にガソリンを購入する際に実際に農林業に使われるかを判断することは難しいため、農林業用機械に使われているであろう相当額を財源に道路を整備することで揮発油税の免除としていました。
2009年に行われた事業仕分けによって、以降農免道路が作られることはなくなりました。
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